さいたま市の喫茶店めぐり

お題「コーヒー」

先日『おいしい珈琲を自宅で淹れる本』と『コーヒーの鬼がゆく 吉祥寺「もか」遺聞』を読んだことでコーヒー熱が高まったため、ハンドドリップのコーヒーを飲みに地元さいたま市の喫茶店を4店めぐってきました。

ただ、ハンドドリップと言っても王道とされるネルドリップで淹れてくれる店は少なく、今回ネルドリップコーヒーが飲めたのは、さいたま市大宮区「アリーコーヒー」とさいたま市浦和区「カフェ・ド・カファ」の2店でした。

とりあえず浦和駅から氷川神社参道へ北上することにし、まずは浦和駅西口の高架下にある「カフェ・ド・カファ」へ。
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最初なので重くなさそうなブラジル800円を注文。提供されるまでは10分ほど。少しクセのありそうなマスターが淹れてくれたブラジルは、他の喫茶店では出されたことがないぬるめのコーヒー。しかもカップもとても小さく、エスプレッソのカップよりちょっと大きいくらいです。
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姿勢を正し、ゆっくり口をつけ味わいましたが、とにかく酸味が強い!ブラジルってこんなに酸味強かったっけ?と思いつつ飲みました。
ネルドリップはコクが出ると言われていますが、コクも苦みもほとんど感じられず。そのため私の好みには合いませんでしたが、さっぱりしたコーヒーが好きな人には良いかと思います。ただ、800円は高い気がしました。
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気を取り直して京浜東北線に乗り、さいたま新都心駅で下車。どうでもいいけど、さいたま新都心ってすごいネーミングですね。
さいたま新都心駅から氷川参道に入り7分ほど歩くと「熊谷珈琲 氷川参道店」があります。
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人気のお店のようで、すぐに満席に。店外にもテイクアウト用を買うために列ができていました。
メニューはこんな感じ。
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ここでは無難に熊谷ブレンド520円を注文。うーん、皆が絶賛するほどには美味しくないような……。だんだん自分の味覚を疑いはじめました。とはいえ、フレンチプレスなのでたっぷり飲めるのは良いと思います。
ただ、写真を見てもらえるとわかるように、コーヒーに粉が入っちゃってます。これはいただけない。
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参道を逸れて、ネルドリップが飲める「アリーコーヒー」へ。
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そろそろパンチの効いたコーヒーが飲みたくなったため、マンデリン600円を注文。これが本当に美味しかった!!
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しっかりとした苦みとコク。それでいながら何杯でも飲めそうな後味の軽さ。全然胃もたれしません。
この味わいこそがネルドリップの真髄ではないでしょうか。最高です。他の店はもう行かないと思いますが、アリーコーヒーはこれから何度も通うことになりそうです。
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さて、最後は「ALL THAT COFFEEWORKS(オール ザット コーヒーワークス)」です。この自家焙煎コーヒー店はちょっとわかりにくい場所にあるので、行ってみたい方はグーグルマップで調べてみてください。
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ここは豆の販売が主で、中には5席しかありません。そしてメニューはスイーツと本日のコーヒーのみ。私が訪ねたときの本日のコーヒーはエルサルバドルコーヒー400円でした。
エルサルバドルコーヒー、非常に苦くて重かったです。一杯で充分。これ以上飲みたくないと思ってしまいました。でもネットでは評判が良いので、やはり私の味覚がおかしいのかもしれません。
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エルサルバドルコーヒーで胃をやられたため、この日の喫茶店巡りは終了。今度は東京のネルドリップコーヒーが飲める喫茶店を巡りたいですね。

氷川神社へ続く氷川参道は歩いていて気持ち良かったです。
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